ブログ

79.今月決算の会社は黒字決算を?

2020年2月29日

コロナウイルスが猛威を振るい世界中の経済に影響を与えています。
株価も大きく下げています。
3月決算の会社は来期は間違いなく多くの業種で売上が下がり、赤字会社が増えるでしょう。
政府もセーフティーネット等で中小企業を支える政策を発表しております。
それらの融資を確実に受けるためには、今期3月の決算を出来るだけ黒字化しておいた方が良いでしょう。
来期は赤字でもコロナウイルスの影響を受けたと言う事で一時的な業績悪化と見てもらえるからです。
しかしながら、今期の決算が大赤字でむしろ来期の決算の方が赤字幅が縮小したとなりますとコロナウイルスの影響を受けた事を証明し辛くなりますし、2期連続赤字と言う事にもなります。
政府支援の融資制度には、必ず条件があります。
セーフティネットの利用の条件は、「最近1か月の売上高等が前年同月 に比して20%以上減少しており、かつ、その後2か月を含む3か月間の売上高等が前年同期に比して 20%以上減少することが見込まれること。」と言う事になります。
売上等と言う等は、利益でも良いのです。
兎に角、来期は赤字でも立派な言い訳ができますので、赤字にして過去の清算をするのも来期がチャンスだと言えます。
ですから、今期は出来るだけ黒字で決算をしておきましょう。

お問い合わせ

ご相談は、お電話またはメールフォームにてお気軽にご連絡ください。

お問い合わせ:03-6717-4600
お問い合わせ

ページの先頭へ