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84.会社からの借入金を返済するチャンスです?

2020年4月10日

コロナ関連融資だけに限りませんが、融資が受けやすい時期には多めに借りて置く事をお勧めします。
このような時には、普段なら社長が会社からお金を借りていると融資審査が通らない事が多い訳ですが、このような特別融資の時にはハードルが下がり融資が受けられる事が良くあります。
このような時に多めに借りておいて、会社から借りている金額より多めの保険に加入しておく事をお勧めします。
保険なら何でも良い訳ではありません。
担保設定しても良い保険です。
仮に会社から1000万円借りているとして、1000万円の価値のある保険に入っていれば、それを担保に社長個人が1000万円借りる事ができます。
その1000万円を会社に返済すれば、借入金を完済することができ、融資を受ける事が出来るようになります。
会社のキャッシュフローは、1000万円を保険会社に支払いますので、1000万円減りますが、後に社長が1000万円を返済してくれますので、±0で影響はありません。
ただ、タイムラグは3ヶ月~半年ぐらいはあります。
保険に入った瞬間に担保提供ができないからです。
結局、社長は借りた金融機関へ10年かけて返済することになりますが、担保に入っていても保険は有効ですので、社長に何かあれば保険は下りる事になります。
その意味でも、中々経営者に1000万円の先払い保険に入れませんから、ある意味好機だと言えるかも知れません。
また、社長が金融機関に返済を完了すれば、保険を担保解除して現金化することも可能です。
このコロナ関連融資を多めに借りて、会社からの借金を返しておけば、コロナ終息後に必要資金を調達できるようになるかも知れません。
良く分からない方やご心配な方は専門家にご相談下さい。




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